インプラント ブリッジ・入れ歯との比較

幸田岡崎蒲郡インプラント

1. 咀嚼能力(噛む力)

インプラントとブリッジは、ご自身の歯に近い咀嚼能力を回復できますが、入れ歯は咀嚼能力の低下が大きな欠点の一つでもあります。(入れ歯になると、咀嚼力がご自身の歯と比べ30%以下にまで低下してしまいます)また、入れ歯は使用していると、少しずつ合わなくなってきたり、すり減ってきたりしますから、回復した咀嚼能力を長期間維持することは困難です。

ブリッジ
天然歯に近い咀嚼能力を回復可能
入れ歯
咀嚼能力が大きく低下する
インプラント
天然歯と変わらない咀嚼能力に回復できる

 

2. 審美性

インプラントはご自身の歯と同等な見た目の美しさを取り戻すことができますが、保険内のブリッジ治療は、部位によっては銀歯になってしまいますし、保険内の白色の素材(レジン)は、見た目が少し不自然です。また、レジンには変色しやすい特徴もあります。また、部分入れ歯の場合は金属のバネが目立つため、審美性に劣ると言えます。

ブリッジ
保険診療の場合、部位によっては銀歯になる
入れ歯
部分入れ歯は金属のバネが目立ち審美性は劣る
インプラント
天然歯と変わらない審美性を回復できる

 

3. 他の歯への悪影響

インプラントは独立した人工歯を作り出す治療法ですから、他の歯に悪影響を及ぼすことは、ほぼありません。ブリッジは隣り合う健康な歯を削る必要がありますので隣り合う歯には相当な負担になってしまいます。入れ歯は他の歯にバネをかけて人工歯を支えるため、バネをかける歯に負担がかかってしまいます。

ブリッジ
健康な歯を、多く削る必要がある。
入れ歯
バネをかける歯に負担がかかる。
インプラント
他の歯への影響はほとんどない

 

4. 治療期間

インプラントは、ブリッジや入れ歯と比較して、治療期間が長くなります(2か月~)。また、通院回数も比較的多くなります。これは、しっかりと骨とくっつくのを待つためです。この事から、インプラントの治療期間や通院回数がネックとなっているケースもありますが、当院で採用している治療方法によっては、インプラントの治療期間を短縮し、通院回数を減らすことも可能ですのでご相談ください。ブリッジや入れ歯は、短くて3~4回(1か月)程度の通院で治療が完了します。

ブリッジ
比較的期間を要しない
入れ歯
比較的期間を要しない
インプラント
治療期間が少しかかる 2か月~

 

5. 治療方法

インプラントは、外科的手術が必要になります。しかし、当院はインプラント手術に、たけているので、実際の手術している時間は、1本の手術の場合、15分~30分程度で終了できることが多いです。ブリッジや入れ歯治療は外科手術の必要がありません。

ブリッジ
手術の必要はない
入れ歯
手術の必要はない
インプラント
外科手術が必要になる

 

6. 歯槽骨(ご自身の顎の骨)の吸収

歯を失うと、歯を支えている骨(歯槽骨)が痩せてしまいます。それは、歯根(歯の根っこ)がなくなることによって、歯槽骨に噛む刺激が伝わらなくなるためです。抜歯後にブリッジ・入れ歯で失った歯を補っても、噛む刺激は骨に伝わらず、皆様の顎の骨は残念ながら少しずつ痩せていきます。しかし、インプラントをすることで、顎の骨に噛む刺激が伝わりますから、骨の吸収を抑制できます。

ブリッジ
骨吸収が起こる
入れ歯
骨吸収が起こる
インプラント
骨吸収を抑制できる

 

7. 違和感

インプラントとブリッジは、天然の歯と変わらない感覚で使えると言えます。入れ歯は違和感を覚える人が多いです。慣れるまで「異物感がある」と訴える人も少なくありません。また、入れ歯が合わないと、痛みが生じる場合もあります。

ブリッジ
少ない
入れ歯
生じやすい
インプラント
ほとんどない

 

8. 適応症

ブリッジは、隣り合う歯を支えにしますから、支えとなる歯がなければ適応となりません。入れ歯による治療は多くの症例で適応します。

また、インプラント治療は、顎の骨が不足していては通常はできません。しかし、当院では骨を増やす治療も行っており、「骨が足りなくてインプラント治療を諦めていた」「骨が少ないから他の医院では断られた」という患者様にも、インプラント治療を受けて頂けるようにしています。「他院でインプラント治療を断られた」という方も、是非一度、ハピネス歯科こども歯科クリニックへご相談ください。

ブリッジ
支える歯がなければ適応せず
入れ歯
ほとんどの症例で適応となる
インプラント
顎の骨が十分にあることなど

 

9. 費用

入れ歯・ブリッジは保険も適用となります。もちろん、より質の高いものを希望される場合は、入れ歯やブリッジでも保険外の治療も可能です。インプラントは基本的にはすべて保険外診療になりますので、保険の入れ歯やブリッジより費用のご負担は大きくなります。

当院では、少しでも1回にかかる皆様のご負担を減らせるように、分割払いやデンタルローンの導入も行っていますので、お気軽にご相談ください。

ブリッジ
保険診療○
自由診療○
入れ歯
保険診療○
自由診療○
インプラント
保険診療×
自由診療○

 

10. 寿命(平均統計)

保険のブリッジの寿命は4~5年、保険の入れ歯の寿命は2~3年と言われていますが、インプラントの10年残存率は90%を超えています。インプラント治療を初めて受けた患者さんは、亡くなるまでの40年以上、インプラントを使い続けていました。インプラントはメンテナンスをしっかり行えば、長持ちする治療方法だと言えるでしょう。

ブリッジ
4~6年
入れ歯
2~3年
インプラント
10年残存率が90%超

 

インプラント・ブリッジ・入れ歯 比較表

ブリッジ 入れ歯 インプラント
費用
保険適用
保険診療○
自由診療○
保険診療○
自由診療○
保険診療×
自由診療○
咀嚼能力 天然歯に近い咀嚼能力を回復可能 咀嚼能力が大きく低下する 天然歯と変わらない咀嚼能力に回復できる
審美性 保険診療の場合、部位によっては銀歯になる 部分入れ歯は金属のバネが目立ち審美性は劣る 天然歯と変わらない審美性を回復できる
他の歯への
悪影響
健康な歯を、多く削る必要がある。 バネをかける歯に負担がかかる。 他の歯への影響はほとんどない
治療期間 比較的期間を要しない 比較的期間を要しない 治療期間が少しかかる 2か月~
治療方法 手術の必要はない 手術の必要はない 外科手術が必要になる
歯槽骨の
吸収
骨吸収が起こる 骨吸収が起こる 骨吸収を抑制できる
違和感 少ない 生じやすい ほとんどない
適応症 支える歯がなければ適応せず ほとんどの症例で適応となる 顎の骨が十分にあることなど
寿命
一般統計
4~6年 2~3年 10年残存率が90%超