インプラント診療の流れ
インプラント治療は手術前の準備が非常に大事になります。
(1) 今のお口の状態を正確に把握するためにCT撮影をはじめ、様々な検査を行います。
(2) その検査の結果をもとに、十分なカウンセリングをして納得いくまで、しっかりと説明します。
(3) 術前のお口の中の状態が良くないと成功率も下がるので先にお口の中の状態を整えます。
(4) お口の中の状態が良くなった所で手術当日を迎えます。
カウンセリング | 通常検査 | CT検査 | 診断 |
治療方法の説明 | お見積り書の発行 | 口腔内の清掃 | 術前投薬 |
(1) 当院のインプラント方法は基本的に2回法と呼ばれる方法でインプラントをしますので、
手術当日はインプラントを入れた後に歯ぐきを閉じ元の状態に戻して終了になります。
(2) 骨の状態によっては、手術当日、もしくはインプラントを入れる前に
人工の骨によって、骨を作る処置を併用いたします。
(術前の検査で分かりますのでカウンセリング時に説明いたします)
(3) 当院の術者は多くの経験を積んでいますので、
手術時間はおおよそ30分~1時間もあれば終了します。
また、当院のインプラント治療は最小限の侵襲での手術法を習得していますので、
麻酔をしたら、術中の痛みはほとんど感じることがありません。
(1) 術後1週間程度で抜糸を行います。
(2) その後、骨とインプラントが結合するのを待ちます。
結合するまでに要する期間は通常、上顎は4~6ヶ月、下顎は3ヶ月程度です。
(3) 歯科医師の感覚で行うのではなく、インプラントと骨がどれぐらい結合したかを計測できる、
専用の機械(オステル)を導入していますので、
今のインプラントの状態を、計測してどれだけインプラントが骨と結合したかを確認の上に、
次の治療ステップに進むようにしていますので、
歯科医師の感覚のみで、次のステップに進むのと比べ、正確に治療を進める事が可能です。
以外にも、日本の歯科医院では、インプラントを行っていても、
この機器を導入していない医院が多くありますが、
当院では確実な治療の為に導入をしています
(4) インプラントの種類によっては上記期間を大幅に短縮することが可能な場合もあります。
当日に仮の歯を入れることも可能です。詳しくは歯科医師にご相談ください。
インプラントが骨と結合したら、次に、必要に応じてインプラントの頭出しをし、
型を取っていきます。
型取りのあと、10日程度で土台と被せ物が、写真のような模型上で完成してきますので、
後は、骨の中にあるインプラント体と繋ぎ合わせて完成になります。
インプラントを長く使っていただくためにはメンテナンスが大変重要になってきます。
専門のトレーニングを積んだ、歯科衛生士によるメンテナンスを受けて頂く事が可能です。
また、歯科医師による、噛み合わせのチェックや必要に応じてCT撮影なども行います。
生涯、インプラントを使用して、美味しく物を食べて頂けるように、
是非定期的なメンテナンスにご来院ください。