インプラント安定性測定器 オステルISQアナライザ
より正確なインプラント治療のために患者さんの希望に応え、
インプラント治療はかなり身近なものとなりました。
また、治療技術の進歩によって治療リスクが軽減されたことで、
さらに多くの患者さんがインプラントに関心を抱かれています。
この度、ハピネス歯科おとなこども歯科クリニックでは、
「より確実に治療が受けたい」という、患者様の声により
「インプラント安定性測定器 オステルISQアナライザ」
を導入いたしました。
これにより、インプラント体と骨の結合度を測定し、
数値データで表すことができるようになりました。
数値データから十分な結合状態と判断できれば次の治療ステップに移ります。
インプラント体と骨の結合状態は目に見えるものではなく、
結合速度は患者さんによりそれぞれ違うため、
これまでは歯科医師の「経験・感覚」により判断されるというものが一般的でした。
これは今思えば、非常にリスクがあります。
しかしながら、当院ではオステルによる計測が可能ですので、
客観的な安定性を数値で評価できますので、より正確に治療を受けていただくことができます。
オステルISQアナライザの特徴
インプラント体やアバットメントに器具を直接接触させずに測定できますので、
余分な衝撃を与えることはありません。
プローブから磁気パルスを「スマートペグ」と呼ばれる機器に発信し、
共振周波数を測定することでISQ値(インプラント安定指数)を算出・表示します。
スマートペグをインプラントに連結します。
非接触で測定し、数値で安定性を表示します。
ISQ値をもとにインプラント荷重時期の計画を立てることができます。
破折やクラウンの作り直しなどを予見し、リスク・無駄を回避することが可能となり、
患者さんにかかる治療負荷を軽減することができます。
初期段階から測定できるため、
早期から充分な安定指数が計測された場合は、早期荷重をかける目安になります。
また、測定されたデータは保存されますので、荷重時に埋め込み時のISQ値と比較することで、
治療を進行させるかどうかを決定する指標となります。
※ISQ値とインプラント体安定性の相関の目安